りんのままに

広告とデザインと就活ともろもろ

創英角ポップ体の不遇さを考えてみた

 

こんばんは、りんです。

 

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Twitterでポップ体台無しbotなるものが流れてまいりましたので、なんでポップ体はあんなに可哀想なのか、無い頭絞って真面目に考えてみました。

 

 

ポップ体とは

手書きを元にしたフォントで、そもそも店頭のPOP広告から生まれた書体。

キャッチ―で親しみやすい雰囲気と圧倒的な存在感をあわせ持っています。問題はこの存在感が、ちょっと文字の設定をいじってみたい・個性を出してみたいと思っているフォント初心者の心をつかんでしまうことだと思います。フォント初心者はまた、派手派手しいレインボーカラーを併用したがります。だって目立つ方がいいじゃん?

創英角ポップ体はWordのフォント選択窓の中でもわかりやすい位置にあります。安易に選ばれやすい不遇さは書体一なのでしょう。

 

デザイン的に見たポップ体の難しさ

デザインが整って見えるのには法則があります。

  • メリハリがあること
  • シンプルな形で捉えられること
  • 部品の線が揃っていること

もちろん他にもあるし、私はデザインに関してずぶの素人なんですが、この3つは外せないものだと思うのです。一定の評価を得ているWebデザインを見ていると、やはりしっかりと練られていると感じられる個所でもあります。

参考:縦長のwebデザインギャラリー・サイトリンク集|MUUUUU.ORG

 

さて、創英角ポップ体を見てみましょう。

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  • 画の伸びる方向、太さが不安定
  • 半濁点(濁点)が妙に細い
  • カタカナの隙間が気になる
  • 漢字の角は直角と丸みのある角が混在
  • (影付けたら半角と全角でなんか前後にずれた)

揃っている、というよりも味がある文字なのだと思いました。基本的に歪みがある。元は手書き文字を打てるようにしたものなので、まあ、当然っちゃあ当然ですね。

味がある一方で機械的な印象が強いこともダサさの原因のような気がします。

 

 

 

ポップ体とうまく付き合うには

 

本来の意味で使ってあげよう

注目を引き付けるという意味ではかなり優秀です。ダサさがまた効果的。

しかし、これはファンシーな書体です。真面目な注意書きに使うと面白さを高めることになります。それはそれでありなのかもしれない。

安易に使うのをやめよう

この子はかなりの上級者でないと使いこなせません。ダサい文字がクールな新時代の到来を待ちましょう。きっと一周回ればやってきます。

愛をそそいであげよう

ネタにされすぎてやさぐれているのかもしれません。いいところを見つけてあげましょう。私的には使いようだと思います。

たぶん。

 

 

 

...うん。たぶん。使いよう使いよう!!!!!!

 

 

さいごに

おすすめの本。

Amazon.co.jp: ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版]: Robin Williams, 吉川 典秀: 本 

中途半端な知識でデザインとか言い始めて後悔したのでもう一回読み直そうと思います。私は大学図書館にあったので借りました~

ボリュームあるけど内容もみっちりしててとっても勉強になるのです。レポートとかプレゼンにも役立てられるからちょっと体裁整えてドヤ顔したい学生さんにもおすすめです。